講演募集

論文・ポスター原稿の投稿は投稿用サイトよりお願いします.

オーガナイズドセッション(OS)一覧は,こちらをご覧ください.

講演申込にてカテゴリーのプルダウンメニューからOS名を選択できるようになりました。一つ目のプルダウンで「講演発表」をご選択された後につきまして以下にご注意ください。

  • オーガナイザーからOSでの発表をご依頼されている申込者の方は、二つ目のプルダウンで「OS」をご選択の上、三つ目のプルダウンでご参加のOS名をお選びください。
  • 上記以外の方で、一般からの講演受け入れ可のOSでご発表をご希望される申込者の方は、二つ目のプルダウンで「一般(キーワード指定)」をご選択の上、三つ目のプルダウンにてキーワードと並んで参加可能なOS名が表示されますので、ご希望のOSをご選択ください。ただし、プログラム委員会とオーガナイザーとの協議の結果により、一般セッションでのご発表となる場合もございますので予めご理解ください。
  • 「一般(キーワード指定)」をご選択の場合は、キーワード選択とOS選択に関わらず必ず四つ目の選択肢までご指定ください。

SICE International Symposium on Control Systems 2025 (ISCS 2025) は,締切・投稿先が異なります.
詳しくは,ISCS 2025 Webサイトをご覧ください.

スケジュール(ISCS 2025を除く)

OS 提案締切(他からの受け入れあり):

2024年11月15日(金)
2024年11月29日(金)

  • 2024年12月06日(金)

講演申込締切:

2024年11月22日(金)
2024年11月29日(金)

  • 2024年12月06日(金)

原稿投稿締切:

2024年12月16日(月)

  • 2024年12月27日(金)

一般/OS講演

第12回制御部門マルチシンポジウムでは,以下の合同開催シンポジウムのいずれかでご講演をいただくことになります.

  • [SICE International Symposium on Control Systems 2025 (ISCS 2025)]
  • [第53回 制御理論シンポジウム]
  • [第16回 プラントモデリングシンポジウム]
  • [第25回 適応学習制御シンポジウム]
  • [第42回 誘導制御シンポジウム]
  • [第11回 システム構築と制御技術シンポジウム]

上の合同シンポジウムのそれぞれに一般講演とOS講演を設けます.(OS一覧は,こちら

以下の場合は,講演申込を取り消しさせていただきます.

  • 本部門の趣旨・目的のいずれにも該当しない場合
  • 人権侵害や,特定の団体・個人の誹謗・中傷などにかかわる不適切な内容が含まれる場合

学生ポスター発表

現在進行中の研究,あるいは,これから取り組もうと考えている課題,等々,成果や完成度にとらわれない学生からの積極的な情報発信を期待しています.

詳細は,こちらをご覧ください.

企業技術紹介ポスター発表

新規性を重要視せず,企業における計測制御技術,あるいは,制御理論に対する期待要望,等々,ご紹介ください.

詳細は,こちらをご覧ください.


OS提案・一般講演・OS講演および投稿のご案内

オーガナイズドセッション (OS) のご提案を広く募集しております.

1セッションあたりの発表件数は5~6件を標準とさせていただきますので,OSのお申し込みの際の参考としてください.発表件数が5件に満たない場合には,プログラム構成の際に一般講演を組み込ませていただきますので,ご了承をお願いします.

一般講演・OS講演申込および投稿

講演申込

講演申込にてカテゴリーのプルダウンメニューからOS名を選択できるようになりました。一つ目のプルダウンで「講演発表」をご選択された後につきまして以下にご注意ください。 オーガナイズドセッション(OS)一覧は,こちらをご覧ください.

  • オーガナイザーからOSでの発表をご依頼されている申込者の方は、二つ目のプルダウンで「OS」をご選択の上、三つ目のプルダウンでご参加のOS名をお選びください。
  • 上記以外の方で、一般からの講演受け入れ可のOSでご発表をご希望される申込者の方は、二つ目のプルダウンで「一般(キーワード指定)」をご選択の上、三つ目のプルダウンにてキーワードと並んで参加可能なOS名が表示されますので、ご希望のOSをご選択ください。ただし、プログラム委員会とオーガナイザーとの協議の結果により、一般セッションでのご発表となる場合もございますので予めご理解ください。
  • 「一般(キーワード指定)」をご選択の場合は、キーワード選択とOS選択に関わらず必ず四つ目の選択肢までご指定ください。

講演原稿

論文形式と発表スライド形式の双方を受け付けます. A4判,1~8ページ,5MB以下のPDF形式による電子投稿となります. 詳細は,こちらをご覧ください.

登壇料(原稿掲載料)

登壇者は,参加費のほかに登壇料(原稿掲載料)9,900円(税込み)が必要です.

投稿先

第12回制御部門マルチシンポジウムでは,以下の合同開催シンポジウムのいずれかでご講演をいただくことになります.

  • [SICE International Symposium on Control Systems 2025 (ISCS 2025)]
  • [第53回 制御理論シンポジウム]
  • [第16回 プラントモデリングシンポジウム]
  • [第25回 適応学習制御シンポジウム]
  • [第42回 誘導制御シンポジウム]
  • [第11回 システム構築と制御技術シンポジウム]
ISCS 2025以外のシンポジウム

講演申込ページでの講演申込の際にトピックスを選択いただきます.選択いただいたトピックスに応じて,MSCS 2025プログラム委員会において,いずれかのシンポジウムにご講演の割り振りをさせていただきます.なお,トピックスの選択に当たっては,こちらをご確認下さいますようお願い申し上げます.

SICE International Symposium on Control Systems 2025 (ISCS 2025)

査読用原稿を別システム (PaperCept) から投稿していただきます.なお,他の合同開催シンポジウムと投稿締切が異なりますのでご注意ください.詳しくはISCS 2025 Webサイトをご覧ください.


講演申込で使用するトピックスについて

これまでの制御部門マルチシンポジウム(MSCS)では,講演申込に際して発表シンポジウムを選択していただいていました.しかし,はじめて発表する方にとって,発表シンポジウムを選ぶことは容易ではありません.そこで,MSCS2025では,講演申込時にトピックを1つ選択いただき,それをもとに発表シンポジウムを決めさせて頂くこととしました.トピックスはA)~F)の6つのカテゴリに分けて以下に列挙しています.これらのトピックスの中から最もふさわしいものを1つ選択して下さい.選択に際しては,各トピックが何を指しているかについて,丸括弧内に追記した補足キーワードもご参照下さい. トピックスは実行委員会で決定しましたが,必ずしもMSCSが対象とする広範な研究のすべてをカバーはできていません.最も近いと思われるトピックをご選択ください. また,従前通り,発表シンポジウムを指定し講演申込を行うオプションも残しています.どうしても発表シンポジウムを選択されたい場合に限り,そちらをご利用下さい.

トピックス
A)制御
  • 最適制御
  • ロバスト制御
  • モデル予測制御
  • 非線形制御
  • 適応制御・データ駆動型制御・ゲインスケジュール
  • 群制御
  • 自動化・制御システムの自動調整
  • 制御系の設計と解析
B) システム同定とモデル
  • 制御とシステム同定(制御と同定の統合化,制御と同定の相互作用)
  • 学習とシステム同定(適応同定,学習による同定,Just-in-Time)
  • 実験とシステム同定(データ同化,実験計画,実験計測自動化)
  • モデルの簡易化・最適化・説明性(モデル簡易化,モデルリダクション,モデル検証,モデル最適化,モデルの可解釈性,モデルの説明性)
  • モデルとモデルベース開発(モデルベース開発,ホワイト・グレー・ブラックボックスモデリング,制御モデル,複雑系モデリング,ネットワークシステムモデル)
  • システム同定とモデリングの理論
C) 学習と推定
  • 適応・学習(適応システム,学習システム,人工知能,ニューラルネット,進化学習,強化学習,Lazy Learning,適応フィルタ)
  • 学習に基づく制御(学習制御,学習システム,繰り返し制御,Iterative Learning Control)
  • 深層学習・強化学習による実プラント制御
  • 異常検知・予測(故障検知,異常検知,異常予測,制御系の異常監視,プラント監視)
  • 学習と推定(機械学習,統計的アプローチ)
  • 状態推定(カルマンフィルタ,オブザーバ)
D) システムと最適化
  • システム理論(線形システム,確率システム,時変システム,非線形システム,分布定数系,ハイブリッドシステム,ネットワークシステム,マルチエージェントシステム,安定性,信頼性)
  • 最適化(統計的アプローチ,スケジューリング,プランニング)
  • ベイズ推論・ガウス過程・ベイズ最適化
E) 情報技術
  • デジタルトランスフォーメーション(サイバーフィジカルシステム,デジタルツイン)
  • XR技術(仮想現実VR,拡張現実AR,複合現実MR,メタバース)
  • IoT・制御機器(IoT,組み込み制御,エンドコンピューティング,制御機器,制御用計算機,制御用ネットワーク)
  • 制御システムのセキュリティとプライバシー
F) 応用分野ごとのモデリング・解析・制御
  • プロセス・プラント(プロセス制御,製造・加工,農林水産業,石油・化学,鉄鋼・金属,半導体,食品・医薬品,エネルギーマネジメント)
  • 電機・機械・メカトロニクス・ロボット(電機,機械,ロボティックス,ロボット,メカトロニクス,モーションコントロール,自動車,建設土木)
  • 航空・宇宙・船舶(航空,航空機,飛翔体・移動体,UAV,ヘリコプター,ドローン,着陸機,誘導,航法,軌道決定,フォーメーションフライト,飛行制御,姿勢制御,航空交通管理 (ATM),宇宙,宇宙機,宇宙ロボット,ローバー,惑星・宇宙探査,衛星測位,船舶)
  • 医療・人・生物(医学,医療,福祉,ヒューマンインザループ/Human in Loop,身体適応,環境適応,小脳と制御)
  • 環境・社会・経済(カーボンニュートラル,気候変動対策,SDGs,循環型経済,環境管理システム,金融・経済,社会システム)

原稿採録・著作権について

本シンポジウム(ただしISCS 2025を除く)への講演申込については査読は行いませんので,講演申込の受付をもって採択となります.ただし,以下の場合は講演申込を取り消しさせていただきます.

  1. 募集テーマのいずれにも該当しない場合
  2. 人権侵害や特定の団体や個人の誹謗・中傷などにかかわる不適切な内容が含まれる場合

また,講演論文の原稿テンプレートと大きく異なる原稿は,修正のお願いをいたします.この際,修正原稿が締切に遅れた場合は講演論文集への収録はいたしません.

講演論文の著作権は計測自動制御学会 (SICE) に帰属することとなります.講演論文は,既発表でも差し支えありません.その場合は,論文提出時までに,著作権を所有している学会・団体の定める規定等に基づき,著作権移譲の手続きを著者の責任で行い,論文内で適切に引用する等の対応をお願いいたします.計測自動制御学会が主催したほかの講演会で発表された論文については,著作権移譲の手続きは不要です.

学生の方へのお願い

申し込みに際し,「連絡先」を登録する必要がありますが,極力「勤務先」を選んで大学の住所を記載するようご協力お願いいたます(学生がご自宅の住所を記載される場合が増えております.個人情報保護の観点からお気をつけください).基本的に連絡が必要な場合はメールを利用いたします.共著となる先生方もご指導お願い申し上げます.

講演申込サイトにおける注意事項

講演申込サイトの「発表概要・論文概要」の箇所に記載字数制限があります.この箇所はプログラム編成時に補助的に利用するだけで,プログラム集に「講演概要」といった形式で掲載することはありません.概要がわかる程度に記載していただければ充分です.

表彰について

一般講演,OS講演のいずれも「制御部門マルチシンポジウム賞」,「制御部門奨励賞」の対象となります.また,SICE本部から贈呈される「学術奨励賞」も対象となります.詳しくはこちらをご覧ください.

講演原稿について

テンプレート

論文形式の原稿執筆の際は,以下のテンプレートをご利用ください.

TeX
UTF8ファイル(zipファイル)
SJISファイル(zipファイル)
EUCファイル(zipファイル)
Word
docファイル
Typst
リンク

スライド形式の原稿執筆,または,そのほかのソフトウェアをご使用の場合は,サンプルの体裁に合わせてください. 体裁の詳細については執筆要項もご確認ください.

PDFファイル作成上の注意

以下の条件を満たしたファイルのみ投稿可能です.

  • ファイルタイプ:PDFバージョン1.3以上
  • ファイルサイズ: 5Mバイト以下
  • ページ数: 8ページ以内
  • 用紙サイズ: A4
  • 本シンポジウムの予稿集はpdf fileを収録する形式となりますので,図などはカラーでも構いません.

PDFのバージョンは,Adobe Acrobatをご使用の場合,[ファイル]-[文書のプロパティ]-[概要] からご確認いただけます. PDFファイルが以下の点を満たしていることも各自ご確認ください.もし満たされていない場合,予稿集に印刷される論文が著者の意図するものと異なる可能性がありますのでご注意ください.

  • フォントが埋め込まれている.
  • 各ページの余白は,上20mm,下27mm,左20mm,右20mmである.
  • ヘッダおよびページ番号は挿入されていない.

フォントの埋め込みについては,Adobe Acrobatをご使用の場合,[ファイル]-[文書のプロパティ]-[フォント]で表示されるフォントがすべて「埋め込み」もしくは「埋め込みサブセット」になっていることをご確認ください.

執筆要項

  1. 提出された原稿はそのまま原版にいたします.また,原稿提出枚数は8ページまでに限りますので,ご注意ください.
  2. ワードプロセッサをご使用になり,A4判で,縦25cm,横17cmの枠内に収まるように作成してください.余白は,上20mm,下27mm,左20mm,右20mmとします.ページ数を記入しないでください.ページ数および本シンポジウム名はこちらで脚注欄に貼り付けます.
  3. 原稿は,(1) 和文による題目(本文より大きく),(2) 和文による著者名(所属),(3) Title in English,(4) Authors (Affiliations),(5) Abstract in English(約100 words),以上を用紙左右の中央,続いて(6) 本文,(7) 引用文献(5.引用文献を参照)の順にお書きください.英文原稿の場合もこれに準ずるものとします. 文字の大きさ(ポイント数)や字体などについてはサンプルをご参照ください.
  4. 図にはFig. 1,Fig. 2...表はTable 1,Table 2...のように英文説明を付けてください.
  5. 引用文献は,以下のとおりお書きください.
    雑誌の場合:番号) 著者:論文題目,雑誌名,巻(太字)-号,始ページ/終ページ(年)
    単行本の場合:番号) 著者:書名,始ページ/終ページ,発行所(発行年)
  6. シンポジウム予稿集に掲載された論文の著作権は計測自動制御学会に帰属することになっておりますので,ご了承ください.
  7. 講演申込時に登録された著者・題目等は,原則として変更できませんのでご注意ください.

発表について

一般講演の講演時間は,講演15分,質疑5分の計20分といたします.
ただし,OSでの講演については,オーガナイザの指示に従ってください.


学生ポスター発表・投稿のご案内

現在進行中の研究,あるいは,これから取り組もうと考えている課題,等々,成果や完成度にとらわれない学生からの積極的な情報発信を期待しています.

予稿集掲載

予稿集にPDF形式によるポスター原稿を掲載いたします.また,ポスターに代えて,A4判,1~8ページ,5MB以下のPDF形式による論文原稿も受け付けます(論文原稿の書式は,一般講演・OS講演に準じます).

登壇料(原稿掲載料)

発表者は参加費のほかに登壇料(原稿掲載料)6,600円(税込み)が必要です.

ポスターパネル

1発表につき,ポスターパネル(幅1.2m,高さ1.8m)1枚を実行委員会側で用意します. 掲示場所には,最大でA0 縦判1枚が掲示できます.とくに,テンプレートはございません.


企業技術紹介ポスター発表・投稿のご案内

新規性を重要視せず,企業における計測制御技術,あるいは,制御理論に対する期待要望,等々,ご紹介ください.

予稿集掲載

予稿集にPDF形式によるポスター原稿を掲載いたします. また,ポスターに換えて,A4判,1~8ページ,5MB以下のPDF形式による論文原稿も受け付けます(論文原稿は,一般講演・OS講演)に準じます).

登壇料(原稿掲載料)

発表者は登壇料(原稿掲載料)55,000円(税込み)をお支払いください.本登壇料には,2名分の参加費が含まれております.

ポスターパネル

1発表につき,ポスターパネル(幅1.2m,高さ1.8m)1枚を実行委員会側で用意します. 掲示場所には,最大でA0 縦判1枚が掲示できます.とくに,テンプレートはございません.

表彰について


部門による表彰

一般講演,OS講演,学生ポスター発表,企業技術ポスター発表に対して,部門が関与する分野における発展に寄与するところが大きく,かつ優れた研究発表を行った登壇者個人と団体に「制御部門マルチシンポジウム賞」,「制御部門奨励賞」,「制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞」を贈呈いたします.部門賞の受賞者は原則として計測自動制御学会会員とします.

賞の規程などの詳細はこちらをご覧ください.

過去の受賞者一覧

a. 制御部門マルチシンポジウム賞

部門が関与する科学技術および産業の分野における発展に寄与するところが大きく,かつ優れた一般講演,OS講演を行った登壇者個人,技術者,団体に贈呈いたします.

申請方法

原稿最終締切日までにこちらの応募フォームにてご応募ください.ただし,計測自動制御学会に未入会の方で申請される方は,2025年1月31日(火)までにご入会ください.

b. 制御部門奨励賞

部門が関与する科学技術および産業の分野において,今後の発展に大きく寄与すると期待される一般講演,OS講演を行った新進の学生・研究者・技術者個人に贈呈します.なお,2025年3月31日の時点で35歳以下の方を対象とします.(SICE学術奨励賞とは異なりますのでご注意ください.)

申請方法

応募は不要です.

c. 制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞

部門が関与する科学技術および産業の分野に関する優れたポスター発表を行った学生・研究者・技術者 個人に贈呈します.ただし,年次大会ごとに10件以内とします.

申請方法

応募は不要です.ただし,計測自動制御学会に未入会の方で審査を希望される方は,2025年1月31日までにご入会ください.

d. SICE学術奨励賞

SICEより贈呈される「学術奨励賞」です.

SICE(部会,支部も含む)が主催する講演会・シンポジウム等の研究発表会において,優れた内容の研究報告を行ったあらかじめ登録した登壇者に対して贈呈されます.なお,研究奨励賞,技術奨励賞ともに年齢35歳以下(発表時)の方を対象とします.
本マルチシンポジウムで発表された講演も審査の対象になります.

賞の規程などの詳細はこちらをご覧ください.

申請方法

原稿提出締切までに,こちらの応募ページからご応募ください.


IEEE CSS Japan Young Researcher Award

本マルチシンポジウムの協賛団体であるIEEE Control Systems Society Japan Chapter, IEEE Control Systems Society Kansai Chapterより贈呈される賞です.申請は不要で,制御部門奨励賞の受賞資格を有するものを対象とします(ただし贈呈時までにIEEEに入会,または申請中であることを要件とします).詳細はこちらをご覧ください.なお,受賞対象者にはMSCS2025発表申請時のメールアドレス宛に,IEEE CSS Japan Young Researcher Award審査委員会より連絡することがあります.


オーガナイズドセッション(OS)一覧


OS01 「哲学×(モデリング学+制御学+ロボット学+生物学)」

オーガナイザー:大須賀公一(大阪大学)

(一般からの講演受け入れ:不可)

「制御学」は「欲望や関心」の塊,「モデリング学」も「欲望や関心」の塊を源泉とし,「下心から生まれる行為」なので,まさに哲学における「欲望論」と大いに重なっていると思います.さらに,ロボット学や生物学なども,その行為や理解には何らかの「欲望(意図・下心)」が前提されています.本OSでは,モデリング学,制御学,ロボット学,生物学と哲学を掛け算することで,これらさまざまな分野の根底に存在する本質を探ることを試みてみる.


OS02「人の理解・誘導技術で開拓する新たなシステム制御論」

オーガナイザー:井上正樹(慶應義塾大学),和佐泰明(早稲田大学),阿久津彗(富山県立大学),平田研二(富山大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

企画:SICE 制御部門 人の理解/誘導で強化される制御システム調査研究会


OS03「確率システム制御理論のブレイクスルーを目指して」

オーガナイザー:西村悠樹(鹿児島大学),星野健太(京都大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

確率解析はこの半世紀で多くの発展を遂げ, 不規則ノイズ下でのダイナミクスを解析するために多大な貢献をしてきた.その応用範囲は広く,制御・推定・モデル化など極めて多岐にわたる.その一方で,確率解析の発展とともに,不規則ノイズは必ずしも直感的ではない様々な影響をシステムの動特性に与えることが明らかとなってきた. そのため,確率解析を用いたシステム制御理論に新たなブレイクスルーを起こすためには,基礎的な考察を今一度注意深く行い,システム理論,制御理論,物理学など多角的な視点を統合する必要がある. 本OSでは,確率システム制御理論を根本から再構築しようという野心溢れる種々の研究成果を紹介する.


OS04「産業制御システムのスマート&セキュア化への取り組み」

オーガナイザー:伊藤章雄(早稲田大学),神余浩夫(三菱電機),高柳洋一(東芝インフラシステムズ),深井英五(東芝インフラシステムズ),新井貴之(横河電機)

(一般からの講演受け入れ: 可)

産業システムにおけるスマート&セキュア化への最新の取り組み事例を紹介する。

企画:産業応用部門産業システム・ネットワーク部会


OS05「データ・モデル駆動融合による先端的流体・ 気象制御」

オーガナイザー:野々村拓(名古屋大学),大塚敏之(京都大学),薄良彦(京都大学),小蔵正輝(広島大学),橋本和宗(大阪大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

近年の帰納的・演繹的なデータ駆動科学の発展を利用して,流体力学や気象学などの大規模自由度をもつ非線形な力学系の制御が可能になりつつある.本セッションでは,流体機器の性能を圧倒的に向上させる将来的な先進的流体制御や気象制御を実現するために,数学・統計学・流体力学・制御工学を組み合わせた様々なアプローチの研究を発表し,議論することで,交流を深め,本分野のコミュニティを構築することを目標とする.

企画:計測自動制御学会制御部門「データ・モデル駆動融合による先端的流体・ 気象制御調査研究会」,JSTムーンショット研究開発事業目標8要素プロジェクト「大規模自由度場のアクチュエータ位置最適化」


OS06「“クルマからモビリティへ”の制御・モデリングの新展開」

オーガナイザー:平田光男(宇都宮大学),山﨑由大(東京大学),向井正和(工学院大学),安井裕司(本田技研),青野俊宏(日立アステモ),仲田勇人(日野自動車)

(一般からの講演受け入れ: 可)

近年のカーボンニュートラルに向けた世界的動向や、電動化、コネクテッド技術や自動運転を含む、いわゆるCASE技術などの技術的進展に伴い、自動車全体のエネルギーマネジメントや、他車や走行環境の情報を活用した自律走行制御など、先進的な自動車制御理論・技術への期待が大きくなっている。それらを実現するために、本OSでは、パワートレーン、車両運動制御、走行制御、自動運転など、自動車関連制御およびモデリングの研究を広く募集し、議論の場を設けることにより、自動車制御に関する研究開発分野の相互連携を目指す。

企画:自動車用内燃機関技術研究組合(AICE),SICE-JSAE-πMAP自動車制御とモデル研究専門委員会


OS07「制御技術から見た、産官学のトレンド(課題、ニーズ、例題等)は何か?」

オーガナイザー:加納学(京都大学),河合富貴子(富士電機),千田有一(信州大学)

(一般からの講演受け入れ:不可)

制御理論の応用による制御技術の発展にフォーカスし、喫緊の技術的課題は何か?、あるいは、期待している(近未来の)技術は何か?、について話題提供とパネル討論によって深堀する。特に以下の点を念頭におく。
(1)制御技術の現場での将来技術ニーズ、課題、注目される将来技術の紹介
(2)制御技術への関心のある理論研究者への情報提供
(3)アカデミアからは、現在の研究トレンド、将来の期待テーマの紹介
(4)制御工学とその周辺に広がりが見える中、今後期待される工学テーマや重要技術は何かについての模索
(5)制御理論と応用の協調として、発展的に何ができるかの模索

企画:制御部門・制御技術部会

OS08「ダイナミクスを活用した機械学習による制御理論の革新」

オーガナイザー:福永修一(広島工業大学),加嶋健司(京都大学),丸田一郎(京都大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

機械学習技術は深層学習を中心として急速な発展を遂げており,制御工学において機械学習技術の活用が進んでいる.一方,制御工学の分野において得られた知見を機械学習に活用することにより,機械学習技術の発展に繋がっている.本セッションでは,制御工学における機械学習技術の活用と,制御工学の知見を活用した機械学習技術の発展の両方について議論することにより,制御理論の革新につなげることを目的とする.

企画:計測自動制御学会 ダイナミクスを活用した機械学習による制御理論の革新調査研究会


OS09「システムとデータの境界を探る」

オーガナイザー:藤本悠介(北九州市立大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

一般的な機械学習とシステム同定やデータ駆動制御の最大の違いは,データの背後にある(しばしば線形な)システムの存在であろう. 例えば部分空間同定やカーネル正則化などの同定手法は,背後にあるシステムの特性を巧みに活用してデータから様々な情報を引き出す. また,Willems の基本補題に始まる一連のデータ駆動制御に関する研究では,データそれ自身がシステムの一表現となり得る条件が議論される.こうした背景を踏まえ,本セッションでは,システム同定やデータ駆動制御に関する議論を通してデータの有するシステムの情報について考えることを試みる.

企画:システム同定研究会


OS10「ROSで“推し“進めるシステム制御の実践」

オーガナイザー:山内淳矢(富山大学),檀隼人(東京科学大学)

(一般からの講演受け入れ: 可)

システム制御を実践する対象として,ロボットは1つの有力な選択肢である.ロボットはハードウェア,ソフトウェア,通信などの複合的な技術が集約されたシステムであり,これらすべての知識を駆使しなければシステム制御の実践にはたどり着けない.近年,ロボティクスにおける研究開発を促進するために,Robot Operating System (ROS) というミドルウェアが開発され,ドローンや自動車などさまざまな対象・分野に適用が拡大している.本OSは,ROSを用いたさまざまなロボットに対するシステム制御の実践例を紹介することで,ロボット制御実験に対するハードルを下げることを目的とする.