SICE制御部門では,2013年まで異なる時期に開催していた制御部門大会,制御理論シンポジウム,プラントモデリングシンポジウム,適応学習制御シンポジウム,誘導制御シンポジウムを統合し,2014年より制御部門マルチシンポジウム (Multi-Symposium on Control Systems: MSCS) として開催しております.2015年からはシステム構築と制御技術シンポジウムも加わり現在に至っております. 制御部門マルチシンポジウムは,各シンポジウムに参加する様々な分野の研究者・技術者が一堂に会し交流することにより, 互いの研究・技術を高め合う場となることを目指しています. また,企業と学生との交流の場としても重要であると考えています.
第12回の制御部門マルチシンポジウム(MSCS 2025)は,2025年3月2日(日)~ 2025年3月5日(水)に,大阪工業大学・梅田キャンパスOIT梅田タワーにてオンサイト開催します.制御分野およびその関連分野から幅広く講演発表を募集します.奮って講演申込みをして頂きますようよろしくお願いいたします.国際的な研究発表の場として同時開催されるSICE International Symposium on Control Systems 2025 (ISCS 2025)では,採択されたRegular PaperはIEEE Xplore Digital Libraryに掲載されます.
また,学生と企業技術者との交流の場として,学生ポスター発表,企業技術紹介ポスター発表も募集します. その他,様々な方面・分野の方々に話題を提供すべく,各種チュートリアル,ワークショップなども企画しております.
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております.
(担当:SICE 制御部門 制御理論部会)
制御理論シンポジウムは,広くシステム制御に関連する分野の理論とその応用に関する研究を対象としています.制御系の安定性と性能解析のための手法,最適制御法・設計アルゴリズム等に関する理論的な研究をはじめ,他分野との連携を通じた数理的な試みや,新たな制御応用を目指した研究を主な対象とします.
(担当:SICE 制御部門 プラントモデリング部会)
プラントモデリングシンポジウムでは,実績のあるモデルベース開発 (MBD) や,ビッグデータを前提としたSociety 5.0でも重要なデータ駆動型アプローチなどにおける様々なモデリングの観点から,制御とモデルに係わる研究者と現場技術者が最先端の研究成果を共有し,活発に議論することを目指します.
(担当:SICE 制御部門 データ駆動型社会を支える適応学習制御調査研究会)
適応学習制御シンポジウムでは,広く適応・学習制御に関わる内容,関連分野としてのシステムモデリング・信号処理・統計処理やシステム同定,非線形制御や確率制御,プロセス制御と設計,不確定な情報に基づく意思決定問題など,理論と応用を問わず幅広い分野を対象とします.また,本シンポジウムでは自己もしくは環境変化に対し適応的に対応する方法や機械学習や人工知能を始めとするアプローチから,DX・GXを推進しSDGs・Society5.0・Industorie4.0・カーボンニュートラル等の実現に資する理論から応用まで広く対象とします.
(担当:SICE 制御部門 次世代航法誘導制御技術調査研究会)
誘導制御シンポジウムでは,航空宇宙分野および移動体の関連分野における最先端の航法誘導制御技術に関する研究を理論から応用まで広く扱い,最新の研究動向や成果について活発な意見交換を行うことを目的とします.大学や企業における無人航空機 (UAV) や小型衛星の研究から,宇宙開発・探査プロジェクトに係わる話題まで,幅広い分野を対象とします.
(担当:SICE 制御部門 制御技術部会)
システム構築と制御技術シンポジウムでは,制御による現実の課題解決および解決のために制御があるべき姿の研究開発における問題設定・方法・成果を,参加される方が共有し,自ら発展させられることを目的とします.このシンポジウムでの研究成果の発表と議論・交流を通じて,制御技術が社会・産業・生活とつながり課題解決の対象が拡大することを目指します.
(担当:SICE 制御部門 制御理論部会)
SICE International Symposium on Control Systems (ISCS) は,システム制御に関する国際的な発表と交流の場を提供するために開催するもので,理論から応用まで幅広いテーマを対象とします.論文執筆と発表は英語で行うものとし,国際シンポジウムとして世界に案内しますが,日本からの参加ももちろん歓迎です.論文にはRegular PaperとPosition Paperの2つのカテゴリーがあり,どちらに対しても投稿後に査読を行って採否を決定します.採択されたRegular PaperはIEEE Xplore Digital Libraryに掲載されます.
OS 提案締切:
講演申込締切:
原稿投稿締切:
公益社団法人 計測自動制御学会 制御部門
大阪工業大学
日本機械学会, 精密工学会, 電子情報通信学会